"スタバでMac"はケチ臭いから嫌われるのではないかという逆転の発想
先日、休憩がてらスターバックスへ立ち寄った際に改めて"スタバでMac"なる行為がいかに浸透しているか思い知らされました。
あまりにも"スタバでMac"が多いので、休憩をしに入ったはずなのにまるでオフィスの中で一人さぼっているようでこちらが気まずくなってしまいます。
実際、「スタバ Mac」で検索すると、「なぜ」「ドヤ」などあまりよく思っていないであろう言葉が並びます。
(「なぜ」スタバでMacを開くのかまでGoogle先生は教えてくれるのでしょうか。知って何になるのでしょうね。マネしたいのかな?)
最後の「2ch」に至っては、覗いてみると「スタバでMac」ユーザーに関する皮肉の言葉のオンパレード。熱い盛り上がりを見せています。
どうやら一般的に「スタバでmac」はダサいし嫌われているものの、本人はというとシャレオツでハイセンスな行為だと考えている。このギャップが問題の原因となっているようです。
この問題を解決すべく登場するのが、逆転の発想です。
「スタバでMacは、ケチくさい行為である」
そう、誰もがおしゃれでハイソな空間だと思っているスタバに、もはやブランド品となったApple社製のMacを持ち込む行為は、ケチくさい行為なのです!
これぞまさしく逆転の発想。凝り固まった固定観念に突如登場した、希望の光。
さて。
もう少し論理的に考えてみましょう。
そもそも、スターバックスの飲み物は高くありません。
フラペチーノなどを頼めば500円以上しますが、それはクリームやトッピングの特別なデザートとしてのコストによるもので、価格だけを見て高いというのは無理があります。
事実、シンプルなホットコーヒーはショートサイズで280円、トールサイズなら大きなカップにたっぷり入ってたったの320円です。
この価格で何時間も長居ができることを考えれば、まず都内であれば1時間1000円は下らないレンタルスペースやオフィスに比べ、もはや破格とさえ言えるでしょう。
また、Macもパソコンとしてみれば特別高いわけでもありません。
そこで、先ほどの結論です。
「スタバでMacは、ケチくさい行為である」
我々一般庶民は、数百円で30分程のつかの間の休憩を求めてスターバックスへ向かうことがあります。
しかし、そんなときにMacを広げて長時間座席を占領している人で混雑しているのは、仮にスターバックスがそれを認めているとしても、"安い料金で長時間占拠する迷惑な客(しかもドヤ顔で!)"に過ぎないわけです。
まさしくケチ臭い行為ではありませんか!
その迷惑さは、100円マックでランチタイムに長居をする行為にも劣らないでしょう。
確かにスターバックス側はサードプレイスとしてそのような行為を認め、代わりに長居をカバーするためにフラペチーノなど客単価を引き上げる商品開発に力を注いできたというのは事実です。
ただ、本当に長居をする人目的のカフェを運営しようと思えばコメダ珈琲レベルまで単価を引き上げないと場所代は賄えません。
その意味では、彼らは短時間の利用者に支えられていると言っても過言ではありませんし、客同士の間に不公平感が生まれてしまっているのが現状なのであり、"スタバでMac"ユーザーで一杯の店内を見て嫌悪感を抱くのは感情論としては無理もないのかもしれません。
先日もドトールに顧客満足度で逆転されたという以下のようなニュースが世間を騒がせましたが、このような背景が原因にあるのかもしれませんヨ。
余計なお世話だとは思いますが。
このブログを読んでいただき、
「スタバでMac」ユーザーはおしゃれぶっているのに、周りは冷ややかでも負け惜しみにしか聞こえないから何も言えない、
という互いにモヤモヤを抱き続ける、まさしく現代版の冷戦を終結させることができれば幸いです(笑)